口腔がんは早期発見が何よりも重要です

口腔がん検査

日本における、がん発症率は年々高まっています。それに併せて口腔がんの罹患率も増加傾向にあり、2015年には7000~8000人に上るといわれています。アメリカや先進諸国では、国を挙げて口腔がん対策に取り組んでいるため減少傾向にありますが、残念ながら日本は後れを取っているといわざるを得ません。そんな中、近年は口腔がん対策に取り組む歯科医院が増えてきています。当院でも早くから「がんスコープ」を導入し、口腔がん対策に取り組んでいます。

口腔がんは自覚症状が少なく症状も口内炎と似ているため、発見された時にはかなり進行しているケースが少なくありません。手遅れにならないためにも、口腔がん検診を受診されることをおすすめしています。口腔がん検診は歯のメインテナンスと一緒に受けることができ、定期的に受診することで口腔がんの早期発見につながります。どなたでも気軽に受診できますので、お口の健康が気になる方はスタッフまでお気軽にお申しつけください。

がんスコープで口腔がんの兆候を見逃しません

がんスコープがんスコープは、口腔内に特殊な光を照射してがん組織を発見する装置です。正常な組織に照射すると緑色に映りますが、異常があると黒く映ります。黒く映った部分は、がんの可能性が高く、口腔がんの早期発見につながります。当院では口腔がんの可能性がある場合は口腔内写真を撮影し、それをお渡しして大学病院の口腔外科に紹介いたします。口腔がんの診断は難しく、専門知識が不可欠です。がんスコープの導入で、より正確に、より早く口腔がんの発見ができるようになりました。

がんスコープ
通常の光では一見問題ないように見えますが...
がんスコープ
がんスコープを通してみると黒い部分が見受けられます。
この部分が口腔がんの可能性があります。

口腔がんの危険因子

口腔がんの危険因子口腔がんの危険因子には、喫煙・飲酒・刺激などがあります。中でも喫煙は最大の危険因子と考えられており、タバコを吸う人と吸わない人との発がんリスクは約7倍にもなると言われています(日本歯科衛生士会より)。また飲酒もリスクが高いと言われ、アルコール度数の高いお酒を嗜む方は特に要注意です。アルコールが肝臓で分解された後にできるアセトアルデヒドに発がん性があり、その影響で口腔がんを発症すると考えられています。この他に、慢性の機械的な刺激や食事などの科学的な刺激、口内炎などの口腔粘膜の障害、ウィルス、加齢などの影響があります。

カウンセリングをおこなっております

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