日本における、がん発症率は年々高まっています。それに併せて口腔がんの罹患率も増加傾向にあり、2015年には7000~8000人に上るといわれています。アメリカや先進諸国では、国を挙げて口腔がん対策に取り組んでいるため減少傾向にありますが、残念ながら日本は後れを取っているといわざるを得ません。そんな中、近年は口腔がん対策に取り組む歯科医院が増えてきています。当院でも早くから「がんスコープ」を導入し、口腔がん対策に取り組んでいます。
口腔がんは自覚症状が少なく症状も口内炎と似ているため、発見された時にはかなり進行しているケースが少なくありません。手遅れにならないためにも、口腔がん検診を受診されることをおすすめしています。口腔がん検診は歯のメインテナンスと一緒に受けることができ、定期的に受診することで口腔がんの早期発見につながります。どなたでも気軽に受診できますので、お口の健康が気になる方はスタッフまでお気軽にお申しつけください。